2017年06月08日
生前葬はまだ一般人が利用する割合は少ない
近頃、生きている間に葬儀を行うという生前葬という新たな葬儀の形があり、徐々に増えてきています。ただまだ一般人が利用する割合は少なく、割合的に見ても多いとは言えません。このスタイルの最大のメリットは、自分自身が主催し、そして生きている間に自分の葬儀を行うことが出来るという点です。
これまでの人生でお世話になり御礼を述べたい相手に、直接感謝の気持ちを伝えることができます。そして宗派など決まりはなく、自由度も高く決めることが出来ます。ただ、このスタイルを利用する割合がまだ少ない点から、親族や参列者の理解を得ることが大切です。
そして、招かれた人が始めて参列するということで、服装や会費など常識がわからず混乱してしまう恐れがありますので、参列してもらう方へわかりやすく主旨を説明する必要があります。そして、それは親族への対応にも言えることで、自分の意志を理解してもらえるかどうかは事前の話し合いも大切です。
残された家族が困らないように行うのであれば、生前葬から火葬までのプランを全て組み込んだプランを葬儀会社に事前に検討しておきましょう。そして、エンディングノートなどに記録しておいて、残された家族が困らない様に記しておくという方法も良いでしょう。